今年も自然の”恵み”に感謝!
2019/10/10
今年も”自然の恵み”に感謝!
境内の山門のそばに、銀杏の木(樹齢100~200年位か?)があります。
昨年は近畿地方に2度来襲した台風の8月23日の20号と、9月4日の21号の暴風によって、
完熟しない”ぎんなん”が沢山落下して廃棄してしまいましたが、
今年は台風などの強風の影響も無く沢山の”ぎんなん”が完熟して豊作。
毎日落下して、拾い集めるのも一苦労、大変でした。
拾い集めた”ぎんなん”を10日間ほど水につけて、
先日、了賢寺仏教婦人会の役員さん5人で、
近くの海で外皮を剥がす洗い、
その後、真水で洗って干す作業を半日かけてやっていだきました。
役員の皆さんには本当にご苦労様でした。
3日間ほど本堂の廊下に干して、収穫作業は終了です。
写真のように、ようやく真白な”ぎんなん”が完成。
しかし、その後に落ちた”ぎんなん”が大型のポリバケツに一杯分、水につけてありますので、また、洗いの作業に役員の皆さんにはご苦労かけなければなりません。
今年は、昨年の倍の収穫がありそうです。
この”ぎんなん”は11月2日にお勤めします。「報恩講法要」の本堂の仏前の荘厳(しょうごん・お飾り)の”お供物(お供え)”として、
また、ご門徒宅にお配りする、当寺では”おしょうばん”と言っている、
精進料理のお斎(とき)を簡略化した物で、仏教婦人会の皆さんによる手作りの赤飯と卵焼き・煮物などの料理をパックに詰めた物で、
その彩に”松の葉ぎんなん”として、沢山採れるようなった、
数年前から収穫した”ぎんなん”を使っています。
今年も自然の恵みに、感謝です。